
昔の日本では子どもが便秘になったときに、天然の便秘薬として、小腸に刺激を与えて排便を促進させる効果のあると言われている、ヒシマ油という トウゴマの種子からとった 油をよく使っていたようです。
そして、このヒシマ油によく似た効果を持っているものがオリーブオイルなのです。例えば、イタリアでは子どもの便秘を予防する方法としてスプーンにオリーブオイル入れて子供に与えるという習慣もあったり、また、スペインにおいてはオリーブオイルをそのまま飲むという健康法が実に一般的です。
これはオリーブオイルの成分の中でも主成分と言われる、オレイン酸というものがその他の油とは少し異なり、小腸ではなかなか吸収されにくいので、腸を刺激します。そして小腸、大腸の動きを活発にしていきます。しかも、腸内の腸壁で潤滑油のような役割を果たしますので、便の滑りを良くしてくれるという働きがあるという期待がされています。
実際に、このオリーブオイルを一日おおさじ二杯程度摂取する事をしっかりと続けることで、それまでは便秘薬に頼らなくてはいけなかったような人も、このオリーブオイルの効果で薬に全く頼らなくてもよくなったという報告がなされています。
このように様々な効果を持っているオリーブオイルなのですが、もちろん油ですのでカロリーは非常に高く、便秘解消に効くと言って過剰摂取はよくありません。他の油を使う分をオリーブオイルに入れ換えたというような気持ちでないと、カロリ―オーバーになりますので注意してください。
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